診療案内

糖尿病内科

糖尿病は、治療を続けることが、一番大切。
患者さんを中心にして、糖尿病の専門チームがサポートします。

糖尿病は、国民の5人に1人以上が、患者かその予備軍と言われている国民病です。
残念ながら、現在の医学では、一度発症すると完治させるのはとても難しいです。
でも、血糖値を正常レベルに保つことで、病気とうまく付き合っていく…つまり特に安静にすることなく、普段通りの生活をしていくことができます。
そのために大切なのは、食事療法、運動療法で、その補助としてお薬を使っていきます。

初診受診時のお願い

すでに糖尿病の治療をおこなっている方

普段通りに食事をし、薬を飲んでお越しください。
現在飲んでいる薬をすべてご持参ください。(お薬手帳でも可)
検査データなどお持ちでしたらご持参ください。

糖尿病の治療をおこなっていない方
糖尿病かどうかわからない方

現在飲んでいる薬をすべてご持参ください。(お薬手帳でも可)
健診や血液検査の結果などお持ちでしたらご持参ください。

糖尿病の確定検査を行っています

当院では、経口ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)を行っています。
ブドウ糖負荷試験とは、糖尿病かどうかを最終的に診断する検査です。

健康診断で「血糖値が高い」と言われたことはありませんか?
しかし、血糖値は常に変動しているので、健康診断等の血糖値測定の異常値=糖尿病とは診断できません。
そこで、一定量(75g)のブドウ糖液を飲み、時間を追って血糖値・血中インスリン値を測定し、どのように変動するのか調べて、糖尿病であるかどうかを診断するのが、ブドウ糖負荷試験(75gOGTT)です。

当院にある糖尿病の
検査・診断のための検査設備

野村医院の糖尿病治療について

当院は、患者さんの生活に適した最適の治療が提供できるように、
医師・看護師・管理栄養士がチームになって治療にあたる糖尿病専門クリニックです。

Point
01

専門医がいます

当院の医師は、糖尿病とその療養指導に関する幅広い専門知識をもった糖尿病のエキスパートである「日本糖尿病学会認定 糖尿病専門医」であり、この糖尿病専門医を育てる立場である「研修指導医」でもあります。
ただ薬を処方するだけではなく、糖尿病の治療のエキスパートとして、本当にあなたにあった糖尿病治療方法を一緒に探していきます。
また、健診ではじめて糖尿病と診断された方の初期治療や、普段はかかりつけ医でお薬を処方されている方への治療アドバイスもいたしますので、お気軽にご相談ください。

Point
02

当日の検査結果に基づき治療を行います

糖尿病は、あまり自覚症状がなく進む病気のため、血糖コントロールが悪化していても気がつかないことがあります。
当院では次回の受診までお待たせしなくて、受診日に検査の数値を知ることができ、その結果により治療法を患者さんとともに考えていきます。
また血液検査の結果が短時間でわかる機器を導入するなど、できるだけ患者さんをおまたせしないよう、工夫しています。

Point
03

治療がうまくいかなくても、
できることを探していきましょう

思ったように食事制限や運動ができなかった時、お薬を飲み忘れてたまってしまった時…正直に話していただいても、決して怒ったりしません。
ですので、嘘をつく必要もありませんし、治療を中断する必要もありません。
あなたにできる一歩一歩を、一緒に探していきましょう。

糖尿病性網膜症の患者さまへ

当院にて眼科の医師が診察を行います。

第2~第5火曜(第1火曜は休診)
13:45~15:00

糖尿病が進行すると「糖尿病網膜症」という目の病気を発症しやすくなります。
糖尿病網膜症は、緑内障とともに成人してからの失明の大きな原因疾患ですが、糖尿病患者さんの実に40%で見られる病気です。
糖尿病発症後、数年から10年くらいで糖尿病網膜症を発症しますが、初期には症状はあまりありません。
定期的に検査を行うことで、早期発見に努めます。

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院長からのメッセージ

糖尿病治療の難しさ

糖尿病の治療は難しいと言われます。それは、本当の主治医は「自分自身」だからです。

医師・看護師・管理栄養士が、食事や運動、生活習慣についてアドバイスをしたり、必要な薬を処方したりしますが、実際にいつ何をどう食べるか、運動をするのか、糖尿病のお薬をどう飲むのか、決めて実行するのは自分自身です。

でも最初から、毎日食べたいものを我慢して、おっくうな運動をして、決められたとおりに薬を飲み続けるのは、誰だって難しいことですよね。
忘れてしまうこともありますし、ちょっと甘えたくなることもあります。
運動する時間が取れないこともありますし、誘われたお酒の席を断れないこともあります。
それが続いて、ついつい治療を中断してしまうこともあります。

でも、続かないのは、今の治療法があなたに合っていないからです。
あなたの生活に合わせた、無理のない目標を立て直し、1つずつ達成していきましょう。

大切なのは、「糖尿病と付き合うために、通院すること」です。
少しでも治療を行うことで、病気の悪化を抑え、「気がついたら手遅れだった…」という状態を避けることができます。

院長 石川 敦子

過去の糖尿病レシピ

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